簡易なファイルタイプの作成
[ファイルを開くアプリケーションの選択ダイアログ]
基本的にこのダイアログは、「このファイルを開くアプリケーション」リストから選んだアプリケーションか、「その他(T)...」で指定したアプリケーションを使って目的のファイルを開くだけのものなのだけど、この時に「このファイルを開くときは、いつもこのアプリケーションを使う(U)」をチェックして起動するとそのアプリケーションとその拡張子の関連付けをしてくれるんだ。
拡張子とアプリケーションの関連付けを行うということは、今まで説明したように、ファイルタイプを作り、そのファイルタイプに当該拡張子を関連付け、一方でアプリケーションもそのファイルタイプに関連付けるという作業を行っているということだ。
ファイルの説明に、何か書いておくとファイルタイプのニックネームになります。実際この方法で「log」という拡張子をメモ帳に関連付けてみましょう。「log」という拡張子のファイルをダブルクリックして上記のダイアログをだし、図のように「notepad」を選択します。ニックネームもつけて「OK」ボタンを押します。これで当該ファイルがメモ帳で開かれました。
それと同時に新しい関連付けが構築されたはずです。どんなにできたのかレジストリエディタで見てみましょう。
[レジストリエディタ図1 拡張子キー]
拡張子logは「log_auto_file」というファイルタイプに関連付けられていますね。そう、こうして作ったファイルタイプは「拡張子_auto_file」という名称になります。次に「log_auto_file」キーを見てみると。
[レジストリエディタ図2 ファイルタイプキー]
ちゃんとshellキーやopenアクションキーやcommandキーもできていて、アプリケーションも記述されてますね。ここまで自動的に作ってくれちゃいます。
このようにまだ何のファイルタイプにも関連付けられていない拡張子の場合は、レジストリエディタもファイルタイプタブの使わないで、簡単にファイルタイプを作成し、関連付けを行うことができます。
Q:(憲さん)
なるほど本当に簡単ですね。ところで最初のリストに出てくるアプリケーションはどういうアプリケーションなんですか?
A:(延さん)
既に何らかの拡張子に関連付けられているアプリケーションだよ。目的のアプリケーションがないことも多いでしょうね。その場合は前述のように「その他(T)」ボタンで探して下さい。